ルー・デュモン オスピス・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ポレ・サン・ジョルジュ [2016]750ml

2018年1月8日放送 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 第346回 にて、ワイン醸造家 ルー・デュモンの仲田晃司氏が特集されました！

オスピス醸造長と仲田氏が太鼓判！滅多に市場に出てこない、大変希少なルー・デュモンのオスピス・ド・ニュイ。

大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュ、ニュイ・サン・ジョルジュにルー・デュモンを設立しました。

仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。

「ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ポレ・サン・ジョルジュ」は、レ・サン・ジョルジュの並びにあるクリマです。深みのあるルビー色。ラズベリーやダークチェリーの果実香とともに、しばしば甘草や獣肉の香りも感じられるのが特徴です。ストラクチャーがしっかりしており、怒り肩の体格。レ・サン・ジョルジュと並んで男性的です。

オスピス・ド・ニュイとは
オスピス・ド・ボーヌの姉妹施設で、1270年に設立された慈善施療院です。ボーヌのオスピス同様、寄進された全てが1級のぶどう畑を所有し、そのぶどうから造られたワインは競売会にかけて病院運営に役立てています。キュヴェは、すべて100%オークの新樽で熟成され、オークションにかけられ、競売終了後、落札したバイヤーはそのまま新樽で熟成させるか、それともワインを移しかえて1～2年使った旧樽で熟成させるかどうかを選べます。オスピス・ド・ボーヌのワイン同様、オスピス・ド・ニュイのワインはどれも入念な世話をうけ、仕上りも上々で、ほとんどのオスピス・ド・ニュイのワインは5～10年保つことができます。

オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュの競売会にも頻繁に参加している仲田さん。醸造長を勤めるジャン・マルク・モロン氏と親交が深く、彼のお勧めというものを、実際試飲し本当に気に入ったものだけを入札しますが、高くなりすぎてしまうと、購入を断念せざるを得ないので、滅多にルー・デュモンのオスピス・ド・ニュイは市場には出てきません。今回、競り落としたニュイ・サン・ジョルジュ一級のレ・ポレ・サン・ジョルジュとレ・ヴィニュロンド。素晴らしい畑だけに、これは期待せずにはいられません。

Lou Dumont Hospices de Nuits Nuits Saint Georges 1er Cru Les Porets Saint Georges
ルー・デュモン オスピス・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ポレ・サン・ジョルジュ
生産地：フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ
原産地呼称：AOC. NUITS SAINT GEORGES
ぶどう品種：ピノ・ノワール 100%
味わい：赤ワイン 辛口 ミディアムボディ